イルフプラザにこどものくにって所があると聞いたけど、初めてだと不安だわ。どんなところか知りたいわ~
こんな悩みを抱えた乳幼児のパパママも多いのではないでしょうか。
子どもが小さいと、公園で遊ぶのもまだ早いし、天気が悪いと外に連れても行けないし、みんなどこで過ごしているんだろうなぁなんて思ったりしませんか?
そんなときは、入園前のパパママこどもに優しい施設『こどものくに』がありますよ!
私もはじめはドキドキしながら踏み入れたこどものくにですが、利用していくうちにこんなにも安心して楽しむことができる場所はなかなかないんじゃないか、というほど大変お世話になりました。
今回は、そんなとってもオススメの『こどものくに』をご紹介いたしますね。
このページの目次
岡谷市にある『こどものくに』とは
岡谷市にある子育て支援施設。
一般的に、子育て支援センターとは乳幼児の子どもとそのパパママが利用することができ、こどものくにでも0~3歳までのお子さんなら無料で誰でも利用できます。(1年に1回登録料200円が必要)
岡谷市の方だけでなく、下諏訪や辰野など近隣地域の方や、東京や沖縄から帰省中なんですという方であっても住んでいる地域は問わず利用できます。
小学校就学前の兄姉であれば、一緒に来館して遊ぶことも可能。
常に保育士や看護師が常駐しているため、気軽にお話ししたり、育児相談などにのってもらうこともできます。
必要であれば、地域の子育て情報のチラシもたくさん置いてあるので、参考にすることもできます。
毎日午前と午後の各1回ずつお楽しみレクの時間(体操の時間)があり、リズム体操や絵本読み、親子でできるふれあい遊びなど保育士の先生が中心となってやってくれて自由に参加できます。
その他にも、ベビーマッサージやお誕生日会、手足型スタンプの日など毎月決まったイベントがあったり、年間を通してパパママ向けの運動や学習会、お話会なども企画・開催されています。
等、小さいお子さまやパパママが地域で安心して生き生きと生活できるように支援してくださっているのがこどものくに。
詳細は、このあとお話しさせていただきますね。
こどものくににはどんな設備がある?
利用対象が入園前の子どもさんのため、赤ちゃんから走り回れる元気なお子さままで幅広い月齢向けの設備が整っています。
引用:http://www.city.okaya.lg.jp/site/kosodate/1555.html
フロア全体はほぼ壁で区切られていない広い空間になっていて、様々な遊び場が点在しています。
また、同じ空間内にお食事スペースや、透明の壁で囲まれた絵本の広場があります。
小部屋として、畳が敷かれたお昼寝スペース、授乳スペース、少し離れた場所にはママ会などで借りることができるお部屋(育児談話室)もあります。
遊び場は、本当にたくさんの種類の遊具やおもちゃが置いてあり、こどもの月齢・年齢や興味に合わせて飽きることなく楽しむことができます。
赤ちゃんだけが入れるスペースもあるので、大きいお子さんが走り回ってぶつかる心配もなく、のんびりとゴロゴロbabyと過ごすこともできます。
トイレは大人用と子供用便座が一緒の個室に入っており、親子で安心して用を足せますよ。
トイトレ中のお子さんにもいいですね。
おむつがえスペースは4ヶ所あり、ベビーベッドも置いてあります。
引用:http://www.city.okaya.lg.jp/site/kosodate/1555.html
お食事スペースは16時までの間でしたらいつでも自由に利用できます。
電子レンジや流し台、ミルク用の蛇口もあるので、お弁当やおやつを持参して長時間こどものくにで遊んで過ごしている親子もよく見かけます。
食事中に赤ちゃんを寝かせておけるバウンサーのようなものも貸してくれるので、お兄ちゃんお姉ちゃんとごはんを食べるときに助かりますね。
余談ですが、イルフプラザの1階は食料品売り場やパン屋さんが入っていますので、お弁当持参しなくても、気軽にお総菜やパンなどお昼ごはんを買うこともできてとっても便利です。
お昼寝スペースは小部屋になっていてお布団もあります。
こどものくにの利用方法
場所は岡谷駅から車で3分ほどのところにあるイルフプラザ4階にあります。
駐車場は5時間無料で利用できるイルフプラザの立体駐車場があるため、2階の連絡通路か、1階に降りて横断歩道を渡り、4階までエレベーターで上がると到着です。
入り口を入ると、目の前がスタッフさんの事務所となっているので、初回参加の場合はここでスタッフさんに声をかけましょう。
利用登録のための用紙記入と利用方法・施設の説明をしてくれます。
利用登録がすむと登録カードをくれます。
2回目以降は登録カードを持参してください。
入り口で靴を脱ぎ、事務所入り口にあるカードリーダーを通し、こどもの胸にお名前・年齢シールを貼ったら、すぐに施設の利用ができます。
登録カードを忘れてしまったり、パパやおじいちゃんおばあちゃんなどが利用する際には、カード忘れの用紙に記入すれば入館できますのでご安心ください。
そして、ママさんは大荷物になりがちですが、鍵がかかる無料のコインロッカーがあるので、身軽に子どもと一緒に館内を遊び回れます。
利用可能時間:9:30~17:30
休館日:毎月第2火曜日と年末年始
電話番号:0266-24-8403
こどものくにの混雑状況
平日の午前中は利用者が多く、お昼を過ぎると落ち着きます。
月例行事・イベントのある日も親子が多く集まりやすいようです。
土日はパパ率が高いですが、全体的な人数としては日によるのかなという印象。
どのパパママも考えることは一緒のようで、天候不良や猛暑の日は利用者率が高まり、ゴミゴミしていることが多いです。
ちなみに雪の日は、車の運転を避けるママが多いので利用者が少ないかも。
また、お盆や大型連休も人が少なかったです。
『人が多いところは苦手だわ』という方には平日の15時以降がおすすめです。
ちなみに私は快適に過ごせるこどものくにに大変お世話になっており、平日休日関係なく週3回位利用しておりました。
よければご参照ください。
こどものくにの魅力
さてさて、岡谷市のこどものくにを利用するにあたって、基本的なことはお伝えしてきました。
なんとなく伝わりましたでしょうか?
次は、元ヘビーユーザーの私が感じるこどものくにの魅力を語らせていただきます!
魅力1 遊具やおもちゃ、絵本が豊富
どこの子育て支援センターもそうなのかもしれませんが、こどものくには本当に遊具やおもちゃの種類が豊富!
引用:http://www.city.okaya.lg.jp/site/kosodate/1555.html
トンネルもある木製の大型すべり台や車の模型、からだ全体を使って動かしたり橋を作ってみたりできる大型ブロック、魚つり、鉄琴木琴、カフェみたいなカウンターのあるおうちやおままごと、電車、ブロック、お人形、着せかえグッズ、三輪車、ブランコ、縄渡し?に大きいさん用のボールプール…などなど、それぞれの月齢や興味に合わせて遊べる仕掛けがたくさんあって子どもは楽しくて仕方がないようです。
「帰りたくなーい!!」と駄々をこねるお子さんを毎日たくさん見かけました。笑
引用:http://www.city.okaya.lg.jp/site/kosodate/1555.html
赤ちゃん専用のハイハイコーナーもあるため、激しく動き回る幼児からは離れて、ゴロゴロbabyやハイハイbabyも安心して過ごすことができます。
よだれベトベトの乳児だけで絡みあっている姿は、とても愛らしかったなぁ。
感染対策のため、スタッフさんたちは毎日おもちゃや設備を消毒してくれていたり、子どもがお口に入れてしまったおもちゃを入れる袋やバケツがあちこちに置いてあるので、万が一こどものよだれでベトベトになってしまっても、スタッフさんたちが消毒してくれて安心です。
引用:http://www.city.okaya.lg.jp/site/kosodate/1555.html
絵本のひろばは、約1000冊の絵本が取り揃えられた場所!
全体の遊び場とは、透明ガラスで仕切られており、絵本は子どもの探しやすい高さで陳列されています。
ママ向けの子育て本もありますので、パラパラっとめくってみると参考になったりもしますよ。
絵本ひろばの奥の方には絨毯が敷かれ、座れる段差のあるゾーンも用意されていますので、お子様と一緒に落ち着いて読み聞かせもできます。
そして、ファンの多いお楽しみレクの時間!
毎日11時と15時に15分程度、保育士さんが中心となって親子で楽しめるレク(
体操)があります。
NHKの『わお!』や『ぐるぐるどっかん』(今は違うのかな?)等のリズム体操遊びをしたり、絵本や紙芝居を読んでくれたり、赤ちゃんでもできる親子でのふれあい遊びや集団遊びなど、工夫を凝らした遊びの数々。
参加は自由であり、積極的にレクに参加する子や、ママから離れないけど興味深々な子、レクよりもおままごとが好きな子など様々。
私は、はじめての子どもで、いわゆる赤ちゃんとの遊び方がいまいちよくわからなかったので、ここで保育士さんたちが教えてくれる手遊びや親子遊びがとても新鮮で貴重であり、家でのあそびの参考にさせてもらっていました。
耳に残るおうたが多くて、家事をしていても勝手に口ずさんでしまったり。笑
今でも「お洗濯しましょっぐるっぐるっぐるっ」という遊びは私と娘の笑顔のもとです♪
魅力2 保育士や看護師など専門職のやさしい先生たちが在住!
常勤で5名以上の保育士と1名の看護師、非常勤で栄養士や臨床心理士が在勤しています。
入館・退館時それぞれ誰かしらの先生たちが「こんにちは。ゆっくりしていってね」「またきてね。ばいばい」と子どもや保護者と目を合わせながらにっこり声をかけてくれます。
何回も通っていると先生方もこどもの名前を覚えてくださり、たわいのない雑談なんかもしやすくなります。
私の場合、諏訪地域に知り合いがほぼおらず、旦那の帰宅も遅く、娘が0歳時に育休をとっていた時期は、日中誰とも話さなず寂しさや不安な気持ちを抱えていたこともしょちゅうありました。
そんなときでも、こどものくにに行くと必ず知っている先生方がおり、笑顔で挨拶をしてくれ、娘がいながらもたわいのない雑談ができる環境であるこどものくには、非常に心の支えになっていたなぁと今となっては感謝しかありません。
育休が復帰してからは月1回も行けなくなりましたが、あそびに行くたびに「久しぶり~元気にしてた?」なんて気軽に声をかけていただき、専門職であり先輩ママさんたちである先生方に悩み相談なんかも聞いてもらったりしていて、本当に助けていただいていたなぁと感じます。
ママ友とは違い、先生と利用者という適度な距離感があるからこそ話せることもありますよね。
また、非常勤として、子どもの心理社会的な成長のことや、大人の気持ちや考え方の面でとても詳しい臨床心理士さんも定期的に来てくださっているため、こどもの発達的な心配事の相談や、自分自身の晴れない気持ちの相談なんかもすることもできます。
私が通っていた時期の臨床心理士さんはとても穏やかでやさしい方で、同じ視線で話を聴いてくださる姿勢であり、お話しするだけで気持ちが少し楽になるなぁと感じました。
魅力3 パパもじじばばも遠方の人も利用できる
これも、どの子育て支援施設でもそうかもしれませんが、諏訪地域の中で、特にこどものくにはパパ率が高いです!
土日になると、子どもを連れてこどものくにで遊んでいるパパさんは必ずといっていいほど見かけます。
これは、諏訪地域の他の子育て支援施設に比べ、いい意味で人的距離感や空間的なスペースの広さがあり、普段利用していないパパさん達でも入りやすいからなのかなぁと感じてました。
もちろん、なかにはパパママ一緒に来たり、おじいちゃんおばあちゃんがお孫さんを連れてきたり、仲の良いママ友同士で待ち合わせて遊んでいたりする方々もいて、みなさんが自由に遊んでいらっしゃいます。
諏訪地域に実家があり、帰省中だというパパママなんかもちらほらお会いしました。
魅力4 イベント行事が盛りだくさん
こどものくにの大きな魅力として、イベントの多さもあげられます!
月例行事
- リズム遊び
- 工作
- 簡単に作れる食事・おやつの紹介・試食
- ベビーマッサージ
- お話の時間
- 手形足形、
- 双子のおしゃべり会
- 歯科相談
- 栄養士による食育相談
- 臨床心理士による子育て相談(隔月)
その他にも、年間を通してママのためのヨガやリトミック講座、おしゃべりサロン、NPプログラム、季節に合った行事など、ママだけで参加できる講座がしょっちゅう企画されています。
そしてほとんどの講座の受講料が無料!
託児もしてくれることが多いのも助かるポイント!
この時期のママにとって、ほんの1~2時間だけでも子どもから離れ自分の時間を持てるってとても貴重ではないですよね。
自分の時間をとることで、その後また子どもとの時間を楽しむことができたりもできます。
近くに頼れるおじいちゃんおばあちゃんがいなかったり、パパをあてにできなかったりするママさんは、利用しない手はない!
ちなみに、諏訪地域ではどこの市区町村でも1時間単位で利用できるお手伝い制度?がありますので、ちょっと用事を済ませたいから2時間だけ見ててほしい!とかいう際にはとても助かりますよ。
また、他の地域の子育て支援施設では、その市区町村のママさん達が優先という講座が多い中、こどものくには岡谷市民だけでなくどの地域の人でも隔てなく参加申し込みができるのもいいなぁと感じます。
魅力5 気の合うママ友を見つけるきっかけになる
みなさん、ママ友っていますか?
人によっては敢えてママ友は作ろうと思わないなんていうママさんもいらっしゃるかと思いますが、ママ友の存在に助けてもらえることも多々あるのかなぁと個人的には思います。
こどものくにのような子育て支援施設にいくと、同世代の子どもを連れたパパママさんたちが来ています。
まだ公園デビューには早い0歳児さんの場合、毎日の生活リズムの中に子育て支援施設で遊ぶ時間を組み込んでいるママさんも多く、ほぼ毎日のように同じ親子さんと顔を合わせることもありました。
そうする中で、お互いに相手のこどもの成長を感じて話しかけてみたり、今日のイベントの内容について話しかけたり、雑談する機会を作ろうとすれば作れます。
また、こどものくにで企画しているママさん同士がおしゃべりできる講座に参加すると、保育士さんもいる中で安心して他のママさんとお話しすることもでき、気が合うママ友を見つけるきっかけになるなぁと感じました。
ちなみに私は、こどものくにで出会ったママ友たちとその後もゆるゆると交流が続いて2年以上経ち、時々集まってこどもの成長を驚きあったり、飲み会したり、愚痴大会したり(笑)しています。
諏訪地域に友人がいない私にとって、例えば地域の保育園や幼稚園のことやランチのお店、仕事場のことなど地域住民しか知らない情報をリアルの場で教えてもらえるママ友の存在は、今でもとても助けていただいています。
みなさんありがとーー!!
魅力6 どの季節・天候でも快適な屋内設備
昨年の夏、めちゃくちゃ猛暑でしたね。
諏訪地域の気候は、元来夏は気温が上がっても風は涼しく、冬は氷点下10℃の世界になることもあり極寒。
昔ながらのおうちはエアコンがないのが当たり前で、冬は灯油ストーブを炊き続けてもすきま風が入って室温10℃以下なんて家もあったりします。
ちなみに我が家も築40年程のアパートで、エアコンはなし。
こんな天候やおうち事情の中、赤ちゃん達が快適に遊べる場はとっても貴重!
こどものくににさえ行けば、雨や雪が降ろうと、猛暑でも極寒でも、どんな天候でも親子で快適に過ごすことができるしあわせ。
冷暖房費も節約できる。
あーーありがたし。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子どもにも保護者にも優しいこどものくに。
同年代のこども達が自由に遊べ、核家族化しているパパママが地域と繋がって安心して過ごせるための支援をしてくれる子育て支援施設。
保育園に入る前に同年代の子どもたちと関われる貴重な社会参加の場であり、私自身ほかの子どもや保護者さんの様子を見たり聞いたりすることができ、居場所としての心の支えとしてだけでなく、子育てについて考える機会としてとても勉強になった場所だなぁと感じています。
是非、諏訪地域のパパさんママさん、おじいちゃんおばあちゃん、気軽にこどものくにに足を運びにいってみましょう。
きっと優しい先生たちが「こんにちは。ゆっくりしていってね」とにっこり出迎えてくれますよ。
一緒に、ニコニコ子育てしていきましょう。
他の市町村にも乳幼児とパパママが利用できる子育て支援施設がありますので、よろしければこちらもご参照くださいね。
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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ありがとうございます。
定休日: 毎月第2火曜日、年末年始
住所: 長野県岡谷市中央町1-11-1 イルフプラザ4階
電話番号: 0266-24-8403
HP・SNS: http://www.city.okaya.lg.jp/site/kosodate/1555.html
駐車場:イルフプラザ立体駐車場(5時間無料)