WRAP

WRAPクラスってどんなことするの?流れや必要な準備を紹介!

こんにちは!ことりです。

今回は、

「WRAPクラスってよく聞くけど、どんなことをしているのかよくわからなーーい!」

という方に向けて、よくあるWRAPクラスの流れについて、一例をお伝えさせていただきます。

何にも知らない状態で参加するよりも、少しでも中身について知っていると、参加する勇気が湧いたりしますよね。

真っ暗闇のお化け屋敷は怖いけど、どこでお化けが出るか知っておくと恐怖が和らぐ的な…。笑

というわけで今回は

  • よくあるWRAPクラスの流れって?
  • WRAPクラス参加前に準備しておくと良いこと

についてわかりやすく説明いたします。

このページの目次

WRAPクラスのよくある流れ

ではまず、WRAPクラスでは、どんなことをしているのか、よくある定期クラスの流れにそってお伝えさせていただきます。

The スタンダード!

ちなみに「絶対にこの方法じゃなきゃいけない」と決められているわけではないはずですが、だいたいこんな感じでクラスを勧めるファシリテーターが多い印象です。

  • あいさつ・連絡事項
  • 安心のための同意
  • チェックイン
  • 本題・休憩
  • まとめ・次回の予定・チェックアウト

それぞれ詳しくお話していきまーす!

あいさつ・連絡事項

まず最初に、主催者や担当するファシリテーターたちから、挨拶やもろもろの連絡があります。

WRAPクラスでは、参加されたすべての方々が価値のある人として尊重されます。

(それが私がWRAPクラスが好き♡と惹かれたところだったりします)

 

ファシリテーターがクラスをコントロールするというよりも、

  • 初参加の人も
  • 継続されている方も
  • 久しぶりの方も

みなさんでこれから今日のWRAPクラスを暖かい空間にしていくという意識の元、最初にお伝えしておいた方が良い事務連絡などが行われます。

 

例えば…

  • お手洗いの場所
  • 携帯電話の使用について
  • 一日の流れ
  • 休憩時間のこと

そして、自分自身と向き合う時間になるため、十分にご自身をやさしく労わってあげる気持ちについてなど伝えられます。

安心のための同意

WRAPクラスは、参加しているみなさんが安心してリラックスできる環境を目指しています。

そのために、参加者が安心してクラスに参加できるための約束事を最初に作ります。

 

例えばこれまで私が参加したクラスで出た「安心のための同意」は…

  • 自分や他の人の意見の批判をしない
  • ここで話された個人的な内容は、クラスの外では他の人に話さない。
  • 時間を守る
  • 好きな体制になっていい
  • お茶やコーヒーを飲みながら参加してもいい
  • セクハラ発言はしない
  • ハゲをバカにしない
  • 相手に不愉快な思いをさせないように話す
  • 携帯はマナーモードか電源を切る。緊急の用事がある時は相談しよう。
  • いつでもトイレに行ってもいい。

 

例えば、ずっと椅子に座って話し合いに参加することが苦手な方っていらっしゃいますよね。

私の場合は、リラックスしてくると椅子の上であぐらをかいてみたり、辛かった過去を思い出して心がぎゅーっとしてくると椅子の上で体育座りをしてみたり、その時の気分によって態勢を変えたくなります。

「態勢を変えてもいいですよ」

と安心ための同意で保証してもらえていると、より安心してクラスに参加でき、普段の生活では湧き上がって来ないセンシティブな感情もWRAPクラスで出すことができ、より暖かいものになって自分の中に戻って来るという経験を何度もしてきました。

 

テーマによっては、自分の辛かった過去を思い出し、自分の意に反して感情が湧き出してきてしまうこともあります。

そんな時でも、自分らしく居られるためには何が保障されているといいか?

伝えておくといいかもしれません。

 

とはいえ、参加者全員が同意するかどうかも大切です。

この場にいるすべての人にとって、安心で楽しく居心地よくするための「決まり」を作り、より参加者全員が一体感を持って今ここを楽しめるように意識していきましょう。

 

チェックイン

チェックインと聴くと何を思い浮かべますか?

多くの人が、宿泊したホテルに入って最初にする手続きを思い浮かべるのではないでしょうか。

 

WRAPでいうチェックインも同じで「自分が今日これからWRAPクラスに参加しますよ」という意志表示を参加者のみなさんにするということ。

 

チェックインの内容は、簡単な自己紹介です。

WRAPのユニークさの一つとして、WRAPクラス中にみなさんに呼んでほしい名前を自分で設定できます。

 

例えば私の名前が「山田花子」だとしたら、

  • 山田さんでもいいし
  • 花子ちゃんでもいいし
  • スーパーサイヤ人でもいいし

どんな名前で呼んでもらいたいか、選んでよいのです。

 

これまで出会った仲間たちのニックネームは多種多様で、

  • シンプルに苗字の方もいれば、
  • 下の名前の人、
  • 小さい頃からのニックネーム
  • 好きなマンガのキャラクター、
  • 憧れの俳優・女優さん、

といった感じですね。

 

私は、学生時代からずっと呼ばれていた旧姓からきているニックネームでWRAPに参加することが多いです。

今は結婚して姓が変わってしまったのですが、なんというか、学生時代のあだ名で呼ばれるとホッとするんですよね。

私はWRAPの参加者の人たちとは「知り合い」というよりも「知り合いよりも少し近しい仲間」という存在になれたらいいなぁと思って参加していることが多いので、苗字で呼ばれるよりも、ニックネームの方がしっくりくるって感じです。

 

しかし、ここは人それぞれですし、その日によってなんて呼ばれたいかも選ぶことができますので、自分がどうしたいかで選んでみるといいかと思います。

 

本題・休憩

安心のための同意を作ったら、本題に入ります。

WRAPのキーコンセプトや、プラン、元気に役立つ道具箱など、その日・その時間に取り扱うテーマについて、それぞれが考えたり、意見を交換し合ったりします。

 

テーマについての資料が配られ、読み合わせることも多いです。

その後、

  • 模造紙に自分たちで書きこんでいったり
  • ポストイットに書いたものを、模造紙に貼っていたり
  • 自分の資料に書き込んだり
  • 発言したことをファシリテーターが模造紙に書いたり

と方法は色々。

 

共通していることは、参加者みなさんにとって5つのキーコンセプトが尊重されるようなクラスになるということ。

5つのキーコンセプト

  1. 希望
  2. 自分の責任
  3. 学ぶこと
  4. 自分のために権利擁護すること
  5. サポート

話し合いの途中、キリの良い所で休憩が挟まれたりします。

しかもその際、お茶やちょっとしたお菓子の差し入れもあったり♡

 

この時間がまた、いいんですよ。

ちょっと肩の力が抜けた時に参加者同士で行う雑談があると、参加者同士距離が縮まって、その後のクラスでよりリラックスして参加できるようになったりします。

 

まとめ・次回の予定・チェックアウト

そして最後に、今回学んだことのまとめや、次回があれば次回の予定の確認や諸連絡があります。

最初に行たチェックインの反対で、チェックアウトもしていきます。

チェックアウトでは、今日参加してみて感じたこと・学んだことなどを発表することも多いかな。

次回のクラスが決まっている場合は、次回までの簡単な宿題が出されることもあります。

 

…宿題って響きにビクッとしたあなた!

大丈夫。簡単なもんですから。笑

私はよく「自分を労わってきてくださいね」なんていう宿題に出会うことが多いです。

今日WRAPクラスに参加して、リカバリーのために頑張った自分を労わってあげることは、自分を大切にすることに繋がり、より自分らしく生きていくことに繋がるのです。

 

WRAPクラスに参加前に準備しておくと良いこと4つ

それでは、あなたが初めてWRAPクラスに参加するとしたら、どんなことを準備しておいたらいいのか。

 

個人的にはこの4つ!

 

  1. 体調を整えておく
  2. 当日の日時・場所のチェック
  3. 筆記用具
  4. 持ち込む元気の道具

 

体調を整えておく

せっかくですから、いい感じの自分の状態でWRAPクラスに参加できると、楽しんで参加できるし、吸収できる学びも大きくなりそうですよね。

万全な体調で挑めるように、私は生活リズムを整え、しっかりと睡眠を取るようにし、いつも以上に日常生活管理プランを重視した生活をしています。

 

当日の日時・場所のチェック

慣れないことに参加する時は誰でもドキドキしてしまうもの。

日時や場所を事前に確認し、家から遠い場合は、行くのにどのくらい時間がかかるのか、経路などをGoogleマップでチェックしておいたり、会場の雰囲気をHPで確認しておいたりすると、少し安心感がましますよね。

私は、時間に余裕がある時は早めに会場付近に到着し、近所を散策したり、カフェに入ってお茶したりすることも好きなので、自分が好きそうなお店を探してみて、気持ちを盛り上げたりもしています。

 

筆記用具

WRAPクラスで学んだことを、自分のノートや資料などにメモをするためにボールペンやシャーペンなどは必ず持って行くようにしています。

会場によっては、鉛筆などを準備しておいてくれたりもしますが、やはり自分が普段使っている筆記用具を持っていると安心するなぁと感じます。

 

余談ですが、私は無印の詰め替え用ペン(紺色)が大のお気に入りペン。

「なんでもノート」と呼んでいる雑記帳のようなノートと共に必ず持ち込むグッズです。

 

元気の道具

これは人によって様々ですが、自分が安心してWRAPクラスに参加するために、持っているといいものを持参するのも良いかもしれません。

 

例えば…

  • お気に入りのひざ掛け
  • コーヒー
  • マイボトル
  • ハンドタオル
  • 自分のWRAPノート
  • マスコット人形

最近の私は、WRAPに限らず必ず水のマイボトルを持参しています。

水道水を入れると、飲む際に浄水されて美味しくなって出てくるやつ。

 

私はそわそわ落ち着かなくなると、手に何かを持ったり、口に含んだりしたくなるんです。

大のチョコレート好きなので、以前はポイっと口に含めるものを持参していたのですが、今は水。

 

なぜかというと、ダイエットと美容目的♡笑

 

手ごろでどこでも手に入る水道水を美味しく変えてくれちゃうボトルに最高の魅力を感じていて、今は私にとって一番の元気の道具になっています。

 

という感じで、もしあなたが「これがあると自分らしくいられるよ」というグッズがあれば、邪魔にならない範囲で持参してみるといいかもしれませんね。

 

さいごに

今回は、WRAPクラスではどんなことをするのか、初めて参加する場合は何を準備しておくと安心できるのかを私なりに書いてみました。

誰でも初めてのことへの挑戦は緊張するもの。

まずは「行ってみたい」「やってみたい」と思い、こうやって調べてみた自分を褒めてあげて下さいね。

WRAPクラスは、あなたみたいに「自分らしくいきいきと人生を送って行きたい」と思っている全ての方を歓迎してくれるはずですよ。

ABOUT ME
Kotori
元東京下町っ子。縁もゆかりもない長野県での子育てを楽しみ中。 空が広くて空気がおいしく人もやさしい信州での生活が大好き。 いつでも笑ってやりたいことを実現するママでいます。

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