みなさん、こんにちは!ことりです。
今回はWRAPに関連したことを
- 仲間たちとともに話し合ったり
- 学び合ったり
- 経験を語り合ったり
- 場を共有したり
するWRAPクラスについて紹介をしたいと思います。
WRAPクラスって全国各地で行われているのですが、どんな種類があって、自分はどういうところが向いているのかって初めての人にはわかりにくいですよね。
そこで今回は
- WRAPクラスの種類は?
- 自分にあったWRAPクラスは?
こちらの2点に絞って、わかりやすく噛み砕いてお伝えしていきます。
このページの目次
WRAPクラスの種類はどんなものがある?
大きく分けて2種類のクラスがあります。
- 定期クラス
- 集中クラス
定期クラス
定期クラスとは、月1回とか、週に1回とか、定期的に開催されているクラスの事です。
開催されている場所は、病院内やデイケア、地域生活支援センターなどの医療・福祉機関で行っていたり、フリーで活動しているファシリテーターが地域の公民館などを借りて開催していることもあります。
中には、インターネットを使ったオンラインWRAPクラスを開催していることもあります。
毎回固定メンバーのみしか参加できないクローズのクラスもあれば、初参加の人もウェルカムなクラスもあります。
定期クラスは、大体一回当たりの時間が1~3時間程度と短めですので、各回で取り上げるテーマは1~2つほどと絞られていることが多いです。
集中クラス
集中クラスとは、その名のとおり、1~2日間の間に凝縮して各プランやキーコンセプトなどの説明・話し合いなどを行うクラスです。
定期クラスと違い、全国各地、時期を問わず単発で開催されています。
たいていの集中クラスは、オープンに募集されており、どなたでも参加することが出来る事が多いです。
クラスの主催者は、その土地で活動しているファシリテーターの方が多いですが、実際に集中クラスのファシリテーターを行う人は、外部から講師を呼ぶこともあるし、現地の方が担当されていることもあります。
私はこれまで、2カ所の集中クラスに参加したことがあります。
それぞれ開催地が広島・東京と異なり、主催者・ファシリテーターも全員違う人々であったため、クラスの雰囲気は全然異なりました。
その他
単発でイベント的にWRAPクラスが開催されていることもあります。
テーマは
- キーコンセプトについて
- WRAPに慣れ親しもう!
- ファシリテーター向け
といったように、WRAPの中でもテーマを絞ってより深く学びを深めるような内容だったり、初心者向けにWRAPの楽しさや魅力が伝わりやすいような内容になっていたりすることもあります。
WRAPファシリテーター研修を修了した方々向けに、クラス開催についてやWRAPについてなど、より深く知識・見解を持てるようになるためにと、互いの考えや思いを好感し合える場(ファシリテーターリフレッシュ研修など)が定期的に開催されていたりもします。
あなたに合ったWRAPクラスは?
それでは、自分にあったWRAPクラスはどのようなところになるのでしょうか?
一番は「自分がこのクラスに参加したいかどうか」だと思います。
というのも、WRAPクラスは「できるだけ自分らしく元気に生活したいなぁ」という思いを抱えた方々が集い、それぞれの経験に基づいた語り合いをしたり、想いや体験を分かち合ったりしていく場所。
誰かのために参加するのではなく、自分のために参加する空間。
その時のテーマによっては、辛かった過去を思い出すきっかけになることもあります。
発言は強制でないことがほとんどですが、クラスで自分の経験を言葉にしてその空気にそっと置いてみると、自分の中に戻ってきたときには、その経験の温かさというか、色というか、自分自身の思いが変わっていてとてもびっくりすることがあります。
このように、WRAPクラスでは、その場で集まった人たちと共に、学びとなる場を作り、「今ここ」を味わうのが良さの一つです。
そのためには、あなた自身が「今このクラスに参加したいなぁ」と感じているかどうかは、とても重要だと思います。
その他にも、自分に合ったクラスを探す手がかりとして、いくつかの視点があると思います。
自分に合った手がかり3つの視点
- 開催場所
- 実施回数
- 参加メンバー・ファシリテーター
開催場所
もしあなたがWRAPクラスに参加するとしたら、現実的にそのクラスの開催場所に行くことができるのかということは大切ですよね。
例えば、極端な話、北海道に住んでいる方が沖縄のクラスに参加するのは、結構大変。(無理じゃないですがね♪)
また、
- 電車やバスに乗るのが苦手な方
- 入院している方向け、もしくは地域で生活をしている方向け
- 車でしか行けない場所
といったように、人や地域に寄った制限も出てきますね。
実施日程・時間(定期or集中)
先ほどお話しした「定期クラス」か「集中クラス」かというのも一つの指標になりますね。
定期クラスの場合、一回あたり2時間前後と比較的短いので、集中力がもちにくいなぁとかいう方にいいかもしれませんね。
定期的に開催されていたとしても、毎回自由参加としているクラスが多いので、自分の体調や都合によって参加を選べる良さもありますよね。
集中クラスの場合、たいてい2日間連続で開催していることが多いので、例えば週末の仕事が休みの日にギュギュっと凝縮して学ぶ!といった良さを感じます。
私の場合、旅行を兼ねてあえて新幹線で遠くの地域の集中クラスに参加しに行ったことがあります。
というのも、近所で開催している定期クラスがほとんどなく、近くても電車で1時間半以上かかる場所。
仕事が忙しくて、定期クラスに参加し続けるには、その時の私には難しかったので「手っ取り早くWRAPを学びたい!」という思いで集中クラスを選んだという理由もあります。
参加メンバー・ファシリテーター
はじめてWRAPクラスに参加する場合はわかりにくいかもしれませんが、定期クラスなどに繰り返し参加していくとしたら、一緒に学びを深める仲間の存在も大きいと思います。
先ほど説明した「自分がこのクラスに参加したいかどうか」にもつながりますが、
参加しているメンバーや、クラスを学びの方向に進める運営者(ファシリテーター)の方々のことを「なんかいいなぁ」と思えたら、自分が安心してそのクラスに参加しやすいですよね。
最近の私は、WRAPを通じて様々なWRAP仲間ができ、「この人がファシリテーションをする集中クラスに参加したいなぁ」という理由で選ぶこともあったりします。
このように仲間と出会える良さが、WRAPの魅力だなぁと感じていたり…。
これについては、また別の機会でお話しさせていただきますね。