WRAP

WRAP『元気に役立つ道具箱』ってどんなものがあるの?使い方も!

みなさん、こんにちは!ことりです。

今回はWRAP(元気回復行動プラン)の中核の一つ、元気に役立つ道具箱についてお伝えいたします!

初めてWRAPに触れる人にとっては、比較的とっかかりやすいパートなのかなという印象です。

  • 元気に役立つ道具箱って何?
  • どんなものがあるの?
  • 使い方は?

と初心者向けの内容でお届けいたしますね!

このページの目次

WRAP『元気に役立つ道具箱』って何?どんなものがある?

WRAP(元気回復行動プラン)を構成するものの一つとして、「元気に役立つ道具箱」があります。

 

元気に役立つ道具箱は他にも

  • 元気の道具箱
  • ツールボックス

という表現も使われたりしています。

 

私はこの「元気に役立つ」っていう表現、なんだか好きなんです。

この言葉を聞くと

  • 「私は元気でいてもいいんだ」
  • 「元気って自分で作り出せるものなんだ」

っていう気持ちがじんわりと湧いてきます。

調子がよくってハッピーな時には今の自分をこのまま維持できたら嬉しいし、落ち込んだり不安が強い時にはまたいい感じの自分に向かって行ったらいいなぁと感じます。

「元気に役立つ道具」が入った「道具箱」

では、WRAPでいう元気に役立つ道具箱ってどんなものなのでしょうか?

 

まず皆さん。
「元気に役立つ道具箱」と聞くと、どのようなことを思い浮かべますか?

 

…。

いろいろな声が聞こえてきますね。
いいですねいいですね!

 

私は

「元気に役立つ道具」が入った「道具箱」

というように考えています。そのままやん!!!笑

 

例として、みなさんのご家庭にある工具箱の中には何が入っていますか??

私の家の工具箱の中には

  • 金づち
  • ネジ
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ペンチ
  • スケール(メジャー)
  • 六角レンチ
  • 替えの電池
  • 時計の電池交換用の道具

といったようなものが入っています。

 

これらの道具は、電池のように毎日どこかしらで使用している道具もあれば、ドライバーのように普段の日常ではあまり使わない物もあります。

とはいっても、ドライバーって「ここぞ!」というときに必要です。

我が娘のプラレールの小さい電池を取り替えるためには、必需品です。笑

 

このように、日常的な出番の多さ・重要さは異なっても、持っていると便利な道具が詰まっているのが「工具箱」です。

 

これの自分自身の元気に役立つ道具が詰まっているバージョンが「元気に役立つ道具箱」だと私は思っています。

 

元気に役立つ道具箱の例

では具体的に、どのような道具が入っているのかと言いますと、大きく分けると2つに分かれるのではと感じています。

  • あなたが元気でいるための道具
  • 気分がすぐれない時に元気になるために役立つ道具

それぞれ細かく見てみましょう。

あなたが元気でいるための道具

一つは、普段あなた自身が元気を保つための道具です。

言い換えると、

「元気」「いい感じ」「良い調子」の時に、使う道具ですね。

 

例えば私の場合

  • 子供の笑顔
  • お水の水筒を持ち歩く
  • 糖質を控えた食事
  • アボカド
  • TVがない家
  • いつもどおりに遅刻せずに仕事に行く
  • 仲間と交流をする
  • 冬の時期に入る温かいお風呂
  • 布団乾燥機で寝具を温める(冬季限定)
  • 最低限の化粧
  • ゆるっとした麻のワンピースを着るなどなど


めっちゃ個人的なこともあります。笑

 

毎日行うこともあれば、時々行うこともあります。

これをしないと気持ち悪いことや、未来の自分のための投資もあります。

 

また、我が家にはTVを置いていないのですが、この理由は、私は視覚刺激に弱くTVを見ると止められず他の事が手に着かないから。

元々TV大好きっ子なのですが、今の自分のためにはTVがない方が自分らしく生活できるってことが分かったのです。

このように自分が元気でいるために「避けた方が良い事柄」を上げてみてもよいかもしれません。

 

元気を取り戻すために役に立つこと

続いて、あなたが「あまり元気がないなぁ」というときに使うと元気を取り戻せるかもしれない道具

日々生活しているといつでも「今日の私も、いいかんじ🎶」という時ばかりではありませんよね。

「なんか調子悪いなぁ」

「ちょっとエンジンがかかりにくいなぁ」

「頭が痛くなりそうな予感がするなぁ」

「落ち込んでしまって涙が止まらない」

と、誰しも、自分にとっていい感じの状態から離れていたり、離れそうになっている時はあります。

 

そういう時に「これをするといい感じの状態に戻れるかも!」というものも、元気に役立つ道具になります。

 

例えば私の場合…

  • 「なんとかなるさ」と自分に声をかける
  • 娘と一緒に寝る(いつもより早く寝る)
  • ご飯は作らず買ってくる
  • 過去の大好きな思い出の写真
  • 信頼できる友人に連絡をして、そばにいてもらう。
  • 一人きりになれる時間を作って、ノートに頭のもやもやを書きまくる
  • お気に入りの音楽を聴く(Bob Mary♡)
  • 部屋を片付ける
  • その時の気分のアロマを炊く

一回実行して効果が出そうなものもあれば、繰り返すと良いものもあります。

自分を見つめ直すためのものもあれば、落ち着くためにその状況から離れるためのものもあります。

 

些細な事も含めて、こういった道具をたくさん持っていて、いつでも使えるように準備しておけると、あなたができるだけご機嫌で自分らしく生活できる日常に戻れるよう、過去の経験が助けてくれるのです。

他の誰でもない、あなたご自身の体験・経験から編み出された「サポーター」です。

WRAP『元気の道具箱』の使い方は?

どんなことが「元気に役立つ道具箱」になるのか、少しイメージできましたか?まだよくわからない!でも全然大丈夫っ!

では、この元気に役立つ道具箱はどのように使うことが出来るのでしょうか?

この後、私なりのお勧めの方法をお伝えさせていただきます。

私はこういう方法でやっていて、なかなかいい感じで使えているよ

という体験談ですね☆

 

繰り返しになりますが、WRAPにおいて使い方や作り方に「こうやらなきゃいけない!」という確固たる方法があるわけではありません。

自分にとって良い方法を見つけて実践していくのがいいと思います。

(それがWRAPの良さだなぁと私は感じてます)

 

こういう方法があるんだなぁ、こういう方法でうまくいっている人もいるんだなぁ、という軽い感じで読んでいただけたら嬉しいです。

 

流れとしてはこちらの3つ!

  1. 元気に役立つ道具をたくさん書きだそう!
  2. どんな時に、どんな風に役立つ?
  3. 6つのプランに振り分けていく

ではそれぞれ詳しくお話ししていきますね。

元気に役立つ道具をたくさん書きだそう!

まずは、道具箱の中に道具を詰め込んでいく作業を行ないます。

ここでいう「道具箱」とは、元気に役立つ道具をしまっておけて、いつでも自由に取り出せるようにできるもの、つまりノートやメモアプリです。

私個人的にはノートがおすすめです。

http://yurumii.com/overview/goods/

ポイントは

思いつく限りたくさん★

 

なぜかというと、道具はたくさんあればあるだけ適した状況で使うことが出来るから。

些細な事でも本当に必要な時には偉大な力を発揮してくれることもあります。

 

例えば「好きな食べ物」

例えば、私は元気に役立つ道具の一つとして「自分の好きな食べもの(カレー・チヂミ等)を食べる」と書いてあります。

 

これって自分が元気な時には当たり前のようにできるのですが、気持ちに余裕がなくなっている時には「自分が好きな食べものってなんだっけ?」ってことすら忘れてしまっています。

道具としてあえて好きな食べものを書き出していると、忘れている自分に気づけ、「これを食べれば少しハッピーになれるかも」と力が湧いてきます。

たくさん道具がなくちゃダメ?

もしかしたら人によっては、ある程度道具は搾っておいた方が使いやすいという方もいるかもしれません。

ミニマニスト的な感じですかね。

もちろんこれもOKです!

たくさんの道具があることで、何をどう使っていいのかわからなくなる方もいるかもしれませんね。

道具は使いこなすことで、その役割を発揮してくれます。

たくさんの道具を持っていることで使いこなせなくなるようでしたら、道具を手放してみるのも、一つの方法かもしれませんね。

あなたにとって良い形を見つけてみてくださいね。

どんな時に、どんなことに役立つ?

元気に役立つ道具を書き出したら、次にすることは、それぞれの道具が

  1. どんな時に
  2. どんなことに役立つ

のか、メモしておくと結構役に立ちます。

 

イメージとしては、薬局で薬を処方してもらったときにくれる薬の情報が書かれた紙のような感じですかね。

 

薬の名前が書いてあって、

  • どんな時に飲むと、
  • どんな効果があって、
  • どんな副作用が考えられますよ

ということが書かれていますよね。

 

同じように、元気に役立つ道具箱に関しても(6つの行動プランでもおすすめ☆)、使用のタイミングや効果をメモしておくことで、後で必要なタイミングになった際に自分自身で気づける手助けになります。

 

もちろん、もしタイミングや効果などが今の自分ではわからなければ、書かなくてもOK!

書いておくと私は便利だったよ、って感じですのでね☆

6つのプランに振り分けていく

元気に役立つ道具を書き出し、使用のタイミングや、効果も書き出したら、続いて6つのプランに振り分けていきます。

6つのプランとは

  1. 日常生活管理プラン
  2. 引き金
  3. 注意サイン
  4. 深刻な状況
  5. クライシス
  6. クライシスから脱した後

これらのことを指します。

プランについてそれぞれの詳細の説明は、別の記事でお伝えしていきますね。

 

あなたの元気に役立つ道具が、どのような時に役立つのか、当てはまりそうなプランに書き出してみましょう。

同じ道具がいくつものプランに入っていてもOKです。

「全然わからないよ!!」という方は、とりあえずなんとなーくからはじめてもOK!

 

WRAPを作って、使いこなしていくうちに、少しずつ自分なりに形を変えていけばいいのです^^

はじめから完璧な方はいません。

人間は変化していく生き物ですので、今の自分にとってベストでも、未来の自分にとってはベストではなくなっているかもしれません。

あなた自身の変化も、柔軟に受け止めていきましょう!

まとめ

今回は元気に役立つ道具箱について、どんなものがあるのか、どうやって使っていくのか説明をしてみました。

私にとって元気の道具箱って、WRAPの中心っていうイメージ。

「これいいかも!」と思ったら、とりあえず道具箱の中に仕舞い込んで、どのプランで使えそうかは後から考えるって感じでもいいのかなと思ってます。

友だちやWRAPクラス、職場などちょっとした雑談の中でもたくさん道具は転がっているので「道具探しごっこ」を一人で開催してみても楽しかったりして^^

それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございましたー!

ABOUT ME
Kotori
元東京下町っ子。縁もゆかりもない長野県での子育てを楽しみ中。 空が広くて空気がおいしく人もやさしい信州での生活が大好き。 いつでも笑ってやりたいことを実現するママでいます。

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