みなさん、こんにちは!ことりです。
今回はWRAPのプランの一つ「日常生活管理プラン」について紹介したいと思います。
このページの目次
家族と日常生活管理プランとは
日常生活管理プランは「いい感じのとき」と表現されることもあります。
英語では「Daily Maintenance Plan」。
ひとつひとつの単語の意味を見てみると
Daily:毎日、日常、日々
Maintenance:メンテナンス、持続すること、ものごとを良い状態に保つこと、扶養費
Plan:プラン、計画
つまり「あなたの日々の生活を良い状態で保てるようにするためのプラン」といったところでしょうか。
「いい感じの状態を続けられるように、日々調整していくためのプラン」とも言い変えられます。
3つのパートで成り立っている
WRAPの6つのプランは、大きく分けると
- その時のあなたの状態
- いい感じの自分になるための対応プラン
の二つのパートで成り立っています。
日常生活管理プランは
- いい感じのとき
- 毎日するべきこと
- 時々するとよいこと
と3つに分かれています。
頻度に応じて、対応プランが2つにわかれているのですね。
いい感じの自分って?
あなたにとってのいい感じの自分はどんな感じですか?
私は
- ニコニコ
- ゆるふわ
- 前向き
- 共感的・受容的
- 状況に応じて観察眼がするどい
- 「とりあえずやってみよう」と行動化しやすい
- 誰とでも気軽に話せる
こんなかんじ。
とはいえ、いい感じの自分って、人によって本当に違うんだなぁとWRAPクラスに参加していると感じます。
例えば「おしゃべりで社交的」というキャラクターについて。
誰とでも話せて冗談を言ったりする姿が自分らしいなぁという方もいれば、人によっては、調子が悪くなって来ると必要以上に人に話しかけて会話が止まらないなんていう人もいらっしゃいますよね。
日常生活管理プランの作り方
それでは実際にあなたの日常生活管理プランを作ってみましょう!
このプランは、前述したとおり「いい感じのとき」を基準に考えていくため、思い出したくないような辛い過去や自分と向き合う作業はありません。
元気回復行動プランと並んで、初心者の方が最初に取り掛かるのにオススメのパートですよ。
今回は
「一般的にこうするといいよ~」
という流れをご紹介いたしますが、この方法じゃなくちゃダメ!というわけではないので、自分がやりたいところから始めてみてくださいね。
①ノートに3パートそれぞれのページ・スペースを作る。
まず、あなたが書きやすい媒体(ノートやアプリ)を用意しましょう。
個人的にはノートがおすすめです。
私がはじめて日常生活管理プランを書いてみた時は
いい感じの自分 | 毎日すべきこと | 時々するとよいこと |
と言ったように3つのパートが横一列に並んでいる表に書き出してみました。
この書き方は、パッと見でこのパートの自分自身について把握しやすいので、初心者の方にはオススメ!
今は、普通の小さめの大学ノートのそれぞれのページに分けて書いています。
なぜかというと、項目によって書き出したい量が違うから。
後ほどお伝えいたしますが、毎日すべきことはかなり数少ないのですが、時々するとよいことはたーーーくさん挙げているので、4~5ページくらいはあります。笑
アプリやワード等のガジェットを利用してみるのもOK★
スマホで管理できるようにしておくと、思いついたときにすぐに書き込むことができるので、忘れっぽい人や管理が苦手な人にもいいですよね。
私はかなり忘れっぽいので本当はアプリの使用も向いていると思うのですが、
- 「手書き」をしてその時の温度を文字に残したい
- ノートというアナログ感の方が自分の心に響く感じがして好き
- アプリを入れるとスマホの容量が重くなる
という理由で導入していません。
人それぞれでいいのです〜!
②いい感じのときの自分を書いてみる
自分が書き出す媒体を決めたら、まずはいい感じの自分を書き出すことから始めてみましょう。
いい感じの自分ってよくわかないなぁ…という方は
- 自分らしい自分は?
- もし何かにおびえていなければ、どんな自分?
- もし不安や気になることがなければ、どんな自分?
- 本来のあなたは、どんな人?
- 素のあなたはどんな人?
こんな風な質問をあなた自身に投げかけてみると、少し見つけやすいでしょうか??
もしくは「いい感じなんてわからないよーー」という方は、あえて
- こんな自分になれたらいいな
- こういう自分も実はいて好きかも
と希望や理想を書いてみることもいいかもしれません。
人間は日々変化していく生き物ですし、自分自身の事は見えているようで見えていなかったりします。
WRAPを日々実践していく中で「あれ?実は違う?」「こんな自分もいたかも!」とはじめに挙げたいい感じの自分像との違いを感じることが出てくるかもしれません。
そうしたらしめたもの!
自分に拍手!
新たな自分に気づく学びを得たのはとってもステキな事ですよね!
そんな自分も「いい感じの自分」に加えてみて、さらに自分自身への気づきへと結び付けられたりできるかもしれませんね。
③毎日すべきこと・時々するとよいことを書いてみる
いい感じの自分を書き出してみたら、次にその自分を維持するための対応プランを書き出します。
- 毎日すべきこと
- 時々するとよいこと
の二つです。
毎日すべきこと
ポイントは、毎日「すべき」ことと、あえて支持的になっている言葉。
ちょっと強い言葉に聞こえてしまうので「毎日必要なこと」という言葉に言いかえてあげるのもいいかも。
「毎日わたしはこれだけはするとよいよ」
って感じかな。
つまり、このパートに入っていることが出来ていない日は、自分の中に小さな乱れが生じ始めているサインになったりします。
例えば、私の場合
- 出かける前に歯を磨く
- (仕事の日は)定時には職場に着く
今は、たったこの二つだけをプランに入れています。
以前は
- 1回は誰か人と話す
ということを入れていた時期もありました。
これは、仕事の日でも休日でも、コンビニの定員さんとか、スマホで友人と話すとかすることで、人とのつながりを少しでも感じることがいい感じにつながりやすいと感じていたからです。
しかし最近は「人と話さない日があっても、いい感じの自分じゃないわけでもないなぁ」ということに気づきました。
反対に、
- 3日以上誰とも話さない
ということを注意サインに入れるようになりました。
このように、毎日すべきことも、自分自身の体験・経験と共に変化していくものです。
時々するとよいこと
こちらは「毎日すべきこと」には入らないけれども、いい感じの時の自分を保つためには、ある程度の頻度で行っておくと良いことを書きます。
頻度といってもそれぞれで
- ほぼ毎日
- 数日に1回
- 数ヶ月に1回
- 1年に1回
というように、元気の道具箱の種類によって実施する頻度は変わってくると思います。
「毎日すべきこと」のように強い制約はありませんので、気楽な感じで考えていいと思います。
先日お話しした元気に役立つ道具箱の中から、自分が生き生きと生活できるように必要なものを選んで、たっぷりと書き出していきましょう。
このパートは、あればあるだけいいと思います。
http://yurumii.com/overview/toolbox/
まとめ
今回はいい感じの自分とはどんな人なのか、またその状態を維持するためにあなた自身が毎日すべきことや時々したいことを書くということをお伝えしました。
できるだけご機嫌で、私らしく生活するために、たくさんの生活の工夫をいれ、使いこなしていきたいですね。